山形県は、人口約116万人(平成24年10月推計)35市町村からなり、村山・庄内・置賜・最上の4つの医療圏に区分されています。山形県がん実態調査事業は、県健康福祉部、県医師会、県立がん・生活習慣病センターの連携のもとに行われております。
県立がん・生活習慣病センター内に設置された中央登録室スタッフは、がん対策部長(医師)1名、専任技師(看護師)1名、地域がん登録実務者2名、併設する県立中央病院の院内がん登録兼務者1名です。今年度は、登録室のスタッフが入れ替わるという大きな事があり、国立がん研究センター がん統計研究部 柴田亜希子医師の支援のもと、登録室の体制を整えているところです。
山形県のがん登録は、1974年に開始され今年度で39年目を迎えました。年々県内医療機関からの協力が得られるようなり、平成24年の届出件数は13,000件を超えました。これからは、スタッフのスキルアップと業務の効率化、がん登録の精度の維持・向上に努めていきたいと思います。 <実務内容>届出票及び死亡小票の管理から登録、医療機関への遡り調査、住基ネットを使った5年・10年生存確認調査、報告書作成等