都道府県がん登録室に関する情報　【栃木県】

登録室紹介（Introduction of Registry）：

栃木県は関東地方の北部に位置する内陸県であり、世界遺産である日光東照宮や収穫量日本一のいちごが有名な関東地方で最も広大な県です。

平成24年の総人口は1,993,386人（平成24年10月1日現在）、平成24年人口動態統計（概数）によると死亡者数は20,783人であり、うち悪性新生物による死亡数は5,611人で全死亡者数の27.0％となっています。

栃木県地域がん登録事業は、栃木県医師会に委託し、平成5年4月1日から開始されました。平成20年4月1日からは栃木県立がんセンターが実施しており、医師1名、保健師1名、担当職員4名で登録業務を行っています。

平成20年7月より、標準データベースシステムを導入し、県内医療機関の協力による届出票の増加、遡り調査の実施により、データの質・量ともに精度が向上し、2006年罹患症例から「全国がん罹患モニタリング集計」の罹患推計利用地域となりました。

今後も、県内医療機関や関係機関の協力を得ながら、地域がん登録の精度向上を目指し、栃木県のがん対策に有用なデータとなるよう、地域がん登録事業の充実を図っていきたいと思います。