都道府県がん登録室に関する情報　【京都府】

登録室紹介（Introduction of Registry）：

京都府がん登録事業は昭和54年に京都消化器医会が中心となって行った「胃がんの実態調査」が直接の契機となり、昭和57年より京都府の補助のもとに京都府医師会（現会長：森洋一）が事業主体となって地域がん登録を開始した。

その後、昭和63年度からは実施主体は京都府になり、京都府医師会が委託を受けて事業を継続、京都市を含む京都府全域の死亡小票（悪性新生物と診断されたもの）も登録出来るようになった。京都府医師会では昭和59年以降毎年「京都府がん実態調査報告書」を刊行、毎年の登録状況を報告している。

登録室は京都府医師会館の中にあり、隔月に開催される京都府医師会がん登録事業委員会の助言と指導のもと、がん登録専従スタッフ、主に死亡小票を担当しているスタッフ、総合的管理のスタッフ計3名で実務を行っている。

なお、京都府は15市10町1村からなり人口約263万人（平成22年国勢調査）。